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NORDIO 編集部
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NORDIOの編集部です

ラップ作り方入門|初心者でも簡単に始められるステップとコツ

NORDIO 編集部
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音楽制作
2025.08.28
NORDIO 編集部

普段ラップを聴いていて、「自分もこんなかっこいいラップを作りたい!」と思ったことはありませんか?
ラップの作り方をしっかり学べば、誰でも作ることができます。

この記事では、ラップを作るには何が必要か、どのような手順で作業するのかを解説します。この記事を読み終える頃には、自分でラップを作ることができるようになっているでしょう。少しでもラップをより楽しむことができたら幸いです。

ラップ初心者は何から始めればいい?

「ラップを作る」と聞くと、特別な機材が必要に思えるかもしれません。しかし、ご安心ください。ラップを作るだけなら、これといった特別な機材は必要ありません。

必要なもの

ラップを作るだけであれば、スマートフォンだけで十分です。

  • ビート:
    ラップを乗せるための土台となるものです。YouTubeや専門サイトで無料のビートが手に入ります。
  • 録音環境:
    スマートフォンのボイスメモ機能でも大丈夫です。
    本格的にやるならパソコン、マイク、オーディオインターフェースが必要になります。
  • メモアプリ:
    思いついたリリックをすぐに書き留められるように、スマートフォンのメモ機能やノートアプリを使いましょう。

練習と制作を並行するメリット

完璧なリリックが書けるまで練習する、完璧な環境が整ってから制作を始める、と考えているならもったいないです。
最初はスマートフォンのボイスメモを使って、遊び感覚でビートに乗せてみるだけでいいのです。

実際に制作を始めることで、「もっと韻を上手く踏みたい」「声の出し方を工夫したい」というように、具体的な練習の目標が見えてきます。この二つを並行して進めることが、成長への一番の近道です。



ラップ作り方(基礎編)

ラップを作る手順は、以下の通りです。

  1. テーマを決める 
  2. ビートを選ぶ 
  3. リリックを書く
  4. フロウを考える
  5. 声に出して練習する

1.テーマを決める:何を伝えたいのか

最初に、ラップで何を伝えたいかを考えましょう。自分の悩みや不満などをテーマにすると、より聞き手を惹きつけるものになります。
また、「学校生活」「夢」「仲間」「恋愛」といった日常をテーマにしても良いでしょう。ラップを作るにあたってテーマが明確になると、言葉が自然と出てくるようになります。

2.ビートを選ぶ :設定したテーマに合うビートを選ぶ

テーマに合った雰囲気のビートを探しましょう。悲しいことや不安についてテーマの場合、暗い協調やロウテンポなどのビートを選ぶと、世界観を際立たせることができます。

また、YouTubeなどから好きなアーティストのType Beat(〇〇風ビート)から探すと作りやすいです。自分が好きなアーティストの曲の雰囲気に似ているビートを選ぶことで、新たなインスピレーションが湧くのかもしれません。

3.リリックを書く :韻を踏んで、8小節分のリリックを書いてみる

ビートを聴きながら、テーマに沿って言葉を紡いでいきます。
まず、スマホのメトロノームで選んだビートと同じBPM(=曲の速さ)で1,2,3,4 ...と数えます。この4カウントを1小節として、8小節分を書いていきましょう。

ここで重要なことは、韻を4カウント目(1小節目の終わり)と8カウント目(2小節目の終わり)に踏むことです。

韻とは、二つ以上の言葉の音を合わせる
ことです。この韻を踏むということは、意図的に2つ以上の同じ音の言葉を合わせる表現方法のことです。

  • 例えば、日本語ラップでは言葉の母音「a・i・u・e・o」を合わせます。
    • 「光」と「怒り」:「i・a・i」が一致しています。
    • 「腹立たしい」と「馬鹿馬鹿しい」:「a・a・a・a・i・i」が一致しています。

このように韻を同じような場所で踏むことをライミングといいます。

4.フロウを考える:声質、リズム、言葉の流れを変化させる

ただ韻を踏むだけでは単調になってしまい、聞き手を飽きさせてしまいます。
言葉を伸ばしたり、詰めたり、リズムの変化を意識してみましょう。これにより、変化が生まれ、あなたのラップをより色鮮やかにします。

コツとしては、しっかりビートを聞くことです。落ち着いたビートに対しては落ち着いた声やゆっくりとしたリズムでラップをすることにより、世界観を統一することができます。
また、好きなラッパーの歌い方を真似するのもいいでしょう。

5.声に出して練習する :声に出してどのように聞こえるかを確認する

実際に書いたリリックをビートにのせてラップをしてみましょう。
声に出すことで、どのように聞こえるのかがわかります。

また、スマホで録音してみましょう。どのように聞こえるのかを客観的に見れるだけでなく、自分の声、リズムなどを把握できます。

これらの手順を繰り返し行うことにより、自分のラップのスキルが向上します。


ラップ作るサイト・アプリで制作効率化

初心者でも手軽にラップを作るための、便利なツールをご紹介します。

韻検索アプリ

  • 韻ノート: 入力した言葉に合う韻を自動で検索してくれるアプリです。リリック作りに行き詰まった時に役立ちます。

無料ビートサイト

  • BeatStars、SoundCloud: 無料で使える質の高いビートがたくさん公開されています。自分の好きなアーティストの「タイプビート」を探してみるのもおすすめです。

録音・編集アプリ

  • BandLab: スマートフォンやパソコンで使える無料のDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)です。ビートを読み込んで、ラップを録音し、編集までできる優れものです。


練習環境の作り方

ラップを始めるにあたって、どこで、どうやって練習すればいいのか迷いますよね。今回は、自宅や屋外、そして仲間と練習する方法を具体的に紹介します。

家での練習(防音・マイク設定)

家で練習する場合、一番の課題は防音です。近所や家族に気兼ねなく練習するために、いくつか対策を講じましょう。

  • 歌える場所を工夫する: 押入れやクローゼットの中は、服が吸音材の代わりになるので、意外と声が響きにくい場所です。
  • マイク設定: スマホのマイクでも練習はできますが、本格的にやりたいならコンデンサーマイクがおすすめです。歌いやすい距離や声量を見つけるために、マイク設定をいろいろ試してみましょう。

公園や屋外での練習(恥ずかしさ対策)

家での練習が難しい場合は、公園や河川敷などの屋外で練習するのもいいでしょう。解放感があるので、思い切って声が出せます。

恥ずかしさ対策としては、次のような方法があります。

  • 人の少ない時間帯を選ぶ:
    早朝や深夜など、人が少ない時間帯を選べば、周りの目を気にせず練習に集中できます。ただ、ご近所の迷惑にならないように配慮して下さい。
  • イヤホンでビートを流す:
    自分が聴いている音楽に集中すれば、周りの音が気にならなくなります。
  • 散歩しながら練習する:
    散歩のついでに、心の中でリリックを口ずさむだけでも練習になります。

仲間と練習(サイファー)

ラップには、仲間と一緒に輪になって即興でラップを披露し合うサイファーという文化があります。サイファーは、自分のスキルを向上させるための最高の練習環境です。

  • 即興力が鍛えられる:
    他の人のラップに触発され、その場でリリックを組み立てる力が身につきます。
  • フィードバックをもらえる:
    仲間から直接アドバイスをもらうことで、自分の課題や改善点が明確になります。
  • モチベーションが上がる:
    仲間と一緒に練習することで、お互いに高め合い、ラップへのモチベーションを維持できます。



よくある質問(FAQ)

  • Q. ラップの才能がないとできませんか?
    A. 大丈夫です。ラップは才能よりも「好き」という気持ちが大事です。
    練習すれば誰でも上手くなります。
  • Q. 録音する時に必要な機材は?
    A. 最初はスマートフォンで十分です。本格的にやるなら、マイク、オーディオインターフェース、パソコン、DAW(BandLabなど)があると良いでしょう。
  • Q. どうやってラップを広げればいい?
    A. SNSに投稿したり、YouTubeにアップロードしたりして、多くの人に聴いてもらう機会を作りましょう。


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