Apple Musicには、ユーザーが過去に再生した音楽の再生回数や再生時間のランキングを表示する「Apple Music Replay」という機能があります。過去に自分がよく聴いていた音楽を振り返ることで、その当時の記憶が蘇ったり、自身の音楽の好みを再発見できたりするかもしれません。また、こうした再生回数などの情報をSNSでシェアすることで、同じ好みを持つ人との新たな交流が生まれる可能性もあります。
この記事では、Apple Musicで自分の再生回数ランキングを確認する方法、SNSで共有する手順などについて詳しくご紹介します。ぜひこの記事を参考に、自分の音楽の好みの軌跡を振り返ってみてください。
Apple Music Replayとは?

Apple Music Replayは、Apple Musicが提供するパーソナライズ機能の一つです。ユーザーが聴いた曲やアーティストの再生時間や再生回数を集計し、ランキング形式で表示してくれます。月初になると前月1ヶ月の集計結果を見ることができ、年末には1年間の集計結果を見ることができます。
前月の自分の再生時間、再生回数ランキングを確認する方法
iPhoneアプリ、Web版、Macアプリのそれぞれで、月間の再生履歴を確認する方法を解説します。WindowsPCやアンドロイドを使用していても、WebからApple Musicにサインインすることでこれらのランキングを見ることができます。
iPhoneアプリ、Web版では「ホーム」、Macアプリでは「今すぐ聴く」から確認可能
まず、Apple Music Replayに入る方法を紹介します。iPhoneアプリやWeb版のApple Music上では、「ホーム」というタブの中にあります。MacアプリのApple Musicは微妙にUIが異なっており、左サイドバーにある「今すぐ聴く」というタブの中に入っています。

総再生時間を確認できる
タブを開くと、まずその月に聴いた音楽の総再生時間が表示されます。これを見るだけで、その月にどれだけたくさん音楽を楽しんだか一目で分かります。先月は音楽を聴きながら集中するシーンが多かった、など色んなことを振り返ることが出来るかもしれません。
曲別で再生回数ランキングを確認できる
さらに下へスクロールすると、再生回数が多い順に曲のランキングが表示されます。普段何気なく聴いている曲でも、意外な曲が上位に来ているかもしれません。アーティスト別で見るとそんなに再生回数が多くなかったとしても、1曲を鬼リピしているなんてことがあるかもしれませんね。
アーティスト別、アルバム別で再生時間ランキングを確認できる
曲のランキングだけでなく、アーティスト別やアルバム別の再生時間ランキングも確認できます。特定のアーティストやアルバムを集中的に聴いていることが一目でわかります。何らかのライブやフェスに行った月は、予習のために特定のアーティストの再生時間が多くなったりしているのを振り返ることができます。
前年の自分の音楽再生時間、再生回数ランキングを確認する方法
Apple Music Replayでは、前月だけでなく、前年や前々年など年単位で再生回数、再生時間ランキングも確認することができます。Apple Music Replayのタブに入り左上のハンバーガーメニューとReplay’〇〇(年)を押すと、過去の記録に遡ることができます。

前年のApple Music のハイライトリールを確認する方法
過去の年のApple Music Replayページに飛ぶと、ページのファーストビューに「あなたの1年を音楽でReplay。」というものが出てきます。このボタンを押すと「ハイライトリール」というものが再生されます。年間の音楽再生時間や、聴いたアーティストの数などを教えてくれます。また、特に再生時間の多いアーティストに関しては「トップリスナー」に入ったことも教えてくれます。
再生回数、再生時間ランキングをSNSで共有する方法
Replayのランキングは、簡単にSNSで共有できます。
ランキング画面に表示される「共有」ボタンをタップすることで、Instagram、X(旧Twitter)などのSNSに画像を投稿できます。最近は、月初に前月の再生回数・再生時間ランキングを投稿している人が多いように感じます。

趣味の音楽について発信しているSNSアカウントで個の画像を投稿し自分の音楽の好みを共有することで、より音楽好きな人の輪を広げられるかもしれません。
また、上で紹介した「ハイライトリール」も各種SNSで共有することができます。
「Replayプレイリスト」の再生方法
Apple Music Replayでは、ランキングだけでなく、自動で作成されるプレイリストも楽しむことができます。再生回数が多かった曲を集め、年ごとに自動でプレイリストが作成されます。iPhoneアプリでは「ホーム」タブから、macアプリ版では「今すぐ聴く」タブから、下部にスクロールすると該当のプレイリストを見つける事ができます。
今年度のプレイリストは毎週更新される
今年度の「Replayプレイリスト」は、毎週更新されます。直近数ヶ月の再生回数などを反映して、毎週プレイリストが最新の状態に最適化されます。
前年、前々年のプレイリストも流すことが出来る
過去のReplayプレイリストも自動で保存されているため、いつでも再生できます。何年か前の自分が聴いていた音楽を振り返ることで、懐かしい気持ちに浸ることができるでしょう。
「Replay All Time」プレイリストで好きな曲をまるっと振り返り
さらに、Apple Musicでは、Apple Musicを利用開始してから現在までの、再生回数が多い曲をまとめた「Replay All Time」プレイリストも作成されます。こちらのプレイリストも随時更新されるので、過去の思い出を振り返りつつ、最新のお気に入りの曲も反映され、過去から現在までのお気に入りの音楽の軌跡をまるっと楽しむことができます。
まとめ
Apple MusicのReplay機能を使うことで、自分の音楽の聴き方を客観的に把握することができます。また、これによって自分の音楽の好みの新たな発見や人とのつながりももたらしてくれるかもしれません。再生回数ランキングの確認やプレイリストの活用を通じて、ぜひ音楽をより深く楽しんでみてください。
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