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音楽におけるリフとは何?ギターリフとは?リフについてまるっと解説

NORDIO 編集部
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音楽制作
2025.11.19
NORDIO 編集部

ギターなどの楽器を練習し始めるとよく「リフ」という言葉を耳にします。曲の顔にもなるような、曲の印象付けを行う「リフ」ですが、今回は「リフ」について理解を深め、皆さんの音楽活動をより深めるきっかけとしていただけると幸いです。

音楽におけるリフとは?

ギターを弾く人の画像

リフ(Riff)とは、曲の中で繰り返し演奏される、印象的な短いフレーズのことです。通常、コード進行やリズムの基盤となることが多く、曲の個性を決定づける重要な要素となります。特にロック、ブルース、ジャズなどのジャンルで多用され、聴衆に強いインパクトを与えます。曲全体を通して何度も登場することで、その曲の「顔」とも言える役割を果たします。

リフとメロディの違いは?

リフが楽曲の土台やバックグラウンドとして繰り返される短いフレーズであるのに対し、メロディは曲の主題を構成する主要な旋律を指します。メロディは通常、ボーカルが歌う部分や主旋律の楽器パートであり、曲の感情的な核となります。リフは主にリズミカルで簡潔ですが、メロディはより複雑で発展性を持っています。両者は楽曲内で共存し、リフがメロディを引き立てる構造になっていることが多いです。

リフとリックの違いは?

リック(Lick)とは、特定のリズムパターンやコード進行の上で一時的に使われる短い演奏フレーズを指します。リフが曲全体を通して繰り返し使われる構造的な要素であるのに対し、リックはアドリブや装飾的なソロの一部として、その場限りのワンポイントで使われることが多いです。簡単に言えば、リフは「何度も出てくる主役級のフレーズ」、リックは「瞬間的に光る脇役的なフレーズ」と言えます。

ギターリフとは?

ギターを弾く人の手元を写した画像

ギターリフとは、ギターによって演奏される、繰り返しの効いた短い印象的なフレーズのことを指します。ロックやメタルの楽曲において、曲の導入部やAメロ、サビなどで繰り返し登場し、楽曲の骨格を形作ります。重厚なリズムを刻んだり、キャッチーな旋律を奏でたりと、その役割は多岐にわたります。名曲と呼ばれるロックチューンには、必ずと言っていいほど印象的なギターリフが存在します。

ギターリフとギターソロの違い

ギターリフが曲の構造を支え、何度も繰り返される短い基盤的なフレーズであるのに対し、ギターソロは楽曲の中盤などで演奏される、ギタリストによる技巧的で独立した長めの旋律を指します。ソロはギタリストの表現力や技術を見せつける場であり、その後に続く展開に向けて曲を盛り上げる役割があります。リフはリズムパートに近い存在ですが、ソロはリードパートとして機能します。

有名なギターリフを紹介

世界には数え切れないほどの名ギターリフが存在しますが、特に有名なものとしては、ディープ・パープルの「Smoke on the Water」が挙げられます。非常にシンプルながらも強烈なインパクトを残すこのリフは、ギターを始めた人が最初に弾くフレーズの一つとしても知られています。また、レッド・ツェッペリンの「Whole Lotta Love」や、ローリング・ストーンズの「(I Can't Get No) Satisfaction」なども、曲の代名詞となっている象徴的なリフの例です。

Smoke on the Water - Deep Purple 

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Whole Lotta Love - Led Zeppelin 

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(I Can't Get No) Satisfaction - The Rolling Stones 

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リフがかっこいい曲を紹介

リフの持つ魅力を堪能できる楽曲は多く、ブラック・サバスの「Iron Man」は、重厚で遅いテンポが特徴の、へヴィメタルにおけるリフの原点とも言える一曲です。AC/DCの「Back In Black」は、ドライブ感あふれる力強いリフが特徴で、聴く人にエネルギーを与えてくれます。また、ニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」は、グランジの時代を象徴する、シンプルながらも破壊力のあるリフが印象的です。

Iron Man - Black Sabbath 

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Back in Black - AC/DC

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Smells Like Teen Spirit - Nirvana 

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リフの練習方法

リフを練習する際は、まずは正確なリズムとタイミングを掴むことが重要です。メトロノームを使って、一音一音を丁寧に弾き、正しい速さで演奏できるようにしましょう。次に、ミュートやアクセントなどの細かい表現にも注意を払い、リフの持つグルーヴを再現できるよう努めます。最終的には、原曲の音源に合わせて演奏することで、リフの持つニュアンスや強弱を体で覚えることができます。

まとめ

リフは、曲の個性を際立たせ、聴く人に強い印象を与える繰り返し使われる短いフレーズです。メロディやリックとは異なり、楽曲の構造を支える土台として非常に重要な役割を担っています。特にギターリフは、ロックやブルースなどのジャンルにおいて、その楽曲の「顔」として欠かせない要素です。有名なリフの分析や日々の地道な反復練習を通じて、リフの魅力を深く理解していきましょう。

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