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NORDIO 編集部
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【初心者向け】スマホを使った作曲のやり方とおすすめの作曲アプリ4選

NORDIO 編集部
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音楽制作
2025.08.06
NORDIO 編集部

音楽活動を行うにあたって、1つの大きなハードルに捉えがちな「作曲活動」。しかし、今の時代はスマホがあれば、誰でも簡単に楽曲制作を始めることができます。例えば、本格的な機材が揃えられておらず、持っているのは買ったばかりのスマートフォンだけ...みたいな中学生でも、スマートフォンと専用のアプリを用いれば作曲は可能です。この記事では、スマホを使って初心者でも簡単に作曲を行う方法、そのためのおすすめのスマホアプリなどをご紹介します。

まず作曲に必要なものは?

PCやその他専用ツールを用いるのと比較して、スマホを使って作曲を行うと、追加機材などを用意しなくても気軽に始めることができます。ここでは、スマホを含め、作曲するにあたって必要最低限のものを紹介します。これらを揃えると、すぐにでも基本的な作曲活動を始める事ができるでしょう。

スマホ

まずは手軽に作曲活動を始めるには、スマートフォン(iPhoneかAndoridを問わず)を用意しましょう。スマホで作曲を行うメリットとして以下のことがあります。

  • コストを抑えることができる
  • 直感的に操作ができる
  • どこでも手軽に、即座に作曲活動ができる

あまりお金をかけられない学生でも手軽に作曲を始められる点で魅力的です。

作曲アプリ

これが作曲の「脳」となる重要なツールです。後ほど詳しく紹介しますが、無料でも非常に高機能なアプリが多数リリースされています。これらのアプリは、楽器の音源を内蔵していたり、自動で伴奏を生成してくれたりするなど、作曲を強力にサポートしてくれます。

楽器

必須ではありませんが、もしピアノやギターなどの楽器があれば、簡単なメロディやコードのアイデアを試す際に役立つでしょう。特にギターは、メロディを試す程度であれば安いギターでも問題がないので、もしお金に余裕があれば購入するのもありかもしれません。しかし、なくてもアプリの仮想鍵盤や打ち込み機能で十分に作曲可能です。

初心者でもできる!作曲の手順

作曲と聞くと複雑に感じるかもしれませんが、初心者でも取り組みやすい基本的なステップは以下の4つです。

  1. どんな曲をやりたいかを大まかに想像する
  2. 参考になりそうな曲を収集する
  3. コード進行を決める
  4. メロディを決める

以下、これら4つのステップについて詳しく解説していきます。

ステップ1:どんな曲を作りたいかを大まかに想像する

まずは、頭の中にある漠然としたイメージを具体化していきましょう。「アップテンポな明るい曲」「しっとりとしたバラード」「ダンスミュージックのようなノリの良い曲」など、雰囲気だけでも言語化することで、大まかな方向性が見えてきます。歌詞のテーマや伝えたいメッセージを考えてみるのも良いかもしれません。そこから、そのメッセージに合うような音の雰囲気をイメージしてそれを具体化、言語化していきます。

ステップ2:参考になりそうな曲を収集する

イメージに合う既存の曲をいくつか集めてみましょう。好きなアーティストの曲でも、街中で耳にした曲でも構いません。これらの曲のコード進行や構成(Aメロ、Bメロ、サビなど)を参考にすることで、より具体的なアイデアが湧きやすくなります。メロディーやリズムのヒントを得るためにも有効です。

また、いざ参考になりそうな曲を収集しようとすると、中々思うように見つからないこともあるかもしれないので、普段から良いと思った音源を収集しておくのも1つの手です。

ステップ3:コード進行を決める

コード進行は、楽曲の土台となる「骨格」です。難しく考える必要はありません。参考曲のコード進行を真似てみたり、インターネットで「簡単なコード進行」と検索してみるのも良いでしょう。スマホアプリの中には、自動でコードを生成してくれる機能を持つものもあります。まずはシンプルなコード進行から試してみてください。

ここで、参考曲のコード進行を真似することでオリジナリティが失われるという懸念が上がるかもしれませんが、リズムやメロディなどで参考曲と大きく異なる音楽を制作する事が可能なので、心配しすぎる必要はありません。

ステップ4:メロディを決める

コード進行が決まったら、いよいよメロディ作りです。ステップ3で決めたコード進行に乗せて、自由にメロディを口ずさんでみたり、アプリの仮想鍵盤を叩いてみたりしましょう。まずはサビの部分から作り始めると、曲全体のイメージを掴みやすいことが多いです。

中学生でもできる!作曲のためのスマホアプリ選び方

数ある作曲アプリの中から、自分にぴったりのものを見つけるためのポイントを3つご紹介します。スマホを持ち始めたばかりの中学生でも作曲ができるように、作曲アプリの選び方を紹介します。重要なポイントは基本的に以下の3つです。

  • 自分の作曲レベルに合うアプリを選ぶ
  • 便利機能の豊富さから考える
  • 価格から考える

以下、それぞれのポイントについて解説していきます。

1. 自分の作曲レベルに合うアプリを選ぶ

作曲アプリは、ちょっとしたフレーズを作るためのものから、まるまる1曲を本格的に作れるものまで多様です。まずは自分が求めている作曲のレベル感にあっているアプリを選ぶといいでしょう。

完全な初心者向け

直感的な操作で、すぐに音が出せるアプリがおすすめです。「LIVE LOOPS」のような機能を搭載しているアプリは、ゲーム感覚で楽しめます。

少し凝りたい人向け

アプリに付属している音源の種類が豊富であったり、編集機能が充実しているアプリを選ぶと、表現の幅が広がります。

2. 便利機能の豊富さから考える

アプリによって、音源を追加ダウンロードして作曲に使用するものや、音源を別で録音してそれをアップロードして作曲に使用するものなど、その機能も様々です。当然機能が豊富な分、価格も上がりやすいです。自分がイメージする曲に必要な機能を加味してアプリを選びましょう。

  • 音源の種類: ピアノ、ギター、ドラム、シンセサイザーなど、様々な楽器の音源が豊富に揃っているか確認しましょう。
  • ループ素材: あらかじめ用意された短いフレーズ(ループ)が多いアプリは、手軽に楽曲の肉付けができます。
  • 共有機能: 作った曲を友達に聴かせたり、SNSで共有したりしたい場合は、共有機能が充実しているアプリが便利です。
  • 自動伴奏・コード生成機能: 音楽理論に自信がなくても、これらの機能があればスムーズに作曲を進められます。

3. 価格から考える

多くの作曲アプリは無料で始められます。無料版でも十分な機能を持つアプリも多いので、まずは無料で試してみて、必要に応じて有料版へのアップグレードや課金を検討するのが良いでしょう。

作曲のためのスマホアプリ4選

ここでは、初心者の方にも特におすすめの作曲アプリをいくつかご紹介します。

GarageBand(ガレージバンド)

Apple製品(iPhone, iPad, Mac)にアプリインストールされているか、無料でダウンロードできる高機能な作曲アプリです。プロのサウンドパックが豊富に用意されており、「LIVE LOOPS」機能を使えば、まるでDJのようにループ素材を組み合わせて簡単に楽曲を制作できます。自動タイミング補正機能も優れており、初心者でもクオリティの高いサウンドを作りやすいのが魅力です。

アンドロイドでは使えないから注意

GarageBandはApple製品専用のアプリです。Androidスマートフォンをお使いの方は、残念ながら利用できません。他のアプリを検討しましょう。

Chordana Trackformer

鼻歌や気になった音階を打ち込むだけで、半自動で音源を作成することができます。もちろん、鍵盤で譜面を打ち込む通常の作曲も可能であり、楽器の種類も豊富です。これらを完全に無料で行えるので、初心者でも本格的な作曲を行うことができます。

Medly

パネル操作で直感的に作曲できるアプリです。特にEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の制作に適しており、視覚的に分かりやすいインターフェースが特徴です。初心者でも簡単に本格的なトラックが作れます。

Maestro

豊富な楽器音源と、詳細な楽譜入力機能が魅力のアプリです。五線譜での入力に慣れている方や、より細かくメロディやハーモニーを組み立てたい方におすすめです。ただし、ループ素材は少なめなので、ゼロから作りたい人向けかもしれません。

Suno AI

テキストでAIが楽曲を生成してくれるアプリです。ロックやポップス、EDMなど様々なジャンルの曲の作成が可能です。特に、2025年6月の大型アップデートで、ボーカルと楽器のメロディを分離するStem機能が大幅に強化されるなど、本格的な楽曲制作プラットフォームへと進化していっています。

作曲初心者にありがちな曲の特徴

アプリで作曲が始めやすいとはいえ、最初から優れた曲を作れるわけではありません。以下、作曲初心者が作成した曲にありがちな特徴です。自分で作成してみた曲があてはまらないかどうか確認してみましょう。

  • メロディがダサい
  • 曲にメリハリがない
  • ドラムの音が小さい
  • ...etc

単調で予測しやすいメロディはださく聴こえがちです。一方で、クセが強すぎるメロディもまたダサくなりやすいです。単調になりすぎないように、いい塩梅で音程やリズムに変化をつけたり、フレーズを細切れにしましょう。

また、ドラムの音が小さくなりやすいのも初心者の特徴の1つです。作曲初心者はドラムの音を小さくしがちですが、ドラムの音が小さいと曲全体の迫力に欠けます。ここは自信を持って、ドラムの音が埋もれないように気をつけましょう。

これらの特徴は多くの人が通る道です。たくさん曲を聴きつつ、実際に自分で曲を作ってみることで、音楽制作に慣れ感覚を掴んでいきましょう。

本格的にやりたい人はDAWやPCを利用する

スマホアプリでも十分に高度な作曲ができますが、「もっと自由な表現がしたい」「プロのようなクオリティを目指したい」と考えるようになったら、PCとDAW(Digital Audio Workstation)ソフトウェアの利用を検討してみましょう。DAWを利用することで、スマホアプリよりもさらに多くの機能や編集ツールを提供し、より複雑な楽曲制作やミキシング、マスタリングが可能になります。

しかし、当然スマホアプリと比較すると、費用も多くかかるので、自分が求める作曲レベルに応じて判断すると良いでしょう。

まとめ

スマホを使った作曲は、今や誰でも気軽に始められるクリエイティブな活動です。特別な知識がなくても、直感的に操作できるアプリの力を借りれば、あなただけのオリジナル楽曲を形にすることができます。今回ご紹介した手順やアプリ選びのポイントを参考に、ぜひあなたも作曲の世界に飛び込んでみてください。まずは楽しみながら、音を奏でることから始めていきましょう!


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