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NORDIO 編集部
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シンガロングとは?ライブでの楽しみ方やシンガロング曲を紹介!

NORDIO 編集部
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音楽ジャンル
2025.07.01
NORDIO 編集部

シンガロングは、音楽を聴く人々を巻き込み、一体感を生み出す素晴らしい文化です。この記事では、シンガロングの定義や歴史、心理的効果などを始め、シンガロングが起こりやすい曲やインディーズ音楽との関係、そして未来の可能性について詳しく解説します。この記事を読むことで、あなたがよりライブを楽しめるようになると幸いです。

シンガロングとは?その定義と歴史

多くの人がライブで手を挙げて歌っている様子

シンガロングの語源と意味

シンガロングとは、観客が一体となって歌うことを指します。この言葉は英語の 'sing-along' から来ており、その名の通り「みんなで一緒に歌うこと」を意味します。音楽の歴史の中で、シンガロングは常に人々の心を繋ぎ、喜びを分かち合う役割を果たしてきました。

歴史的背景と進化

シンガロングの原型は、宗教的な儀式や祭りで歌われる聖歌や民謡にさかのぼります。人々が集まり、共に歌うことでコミュニティの絆を深める役割を果たしていました。ラジオやレコードの普及により、自宅で音楽を楽しむ時代が到来すると同時に、ライブ会場で観客がアーティストと共に歌うスタイルが広がりました。これにより、音楽を通じた一体感がさらに強調され、シンガロングは現在の音楽文化の一部として定着しました。

シンガロングの多様な形態

シンガロングはその形態も多様です。ライブ会場で観客が歌う形式が最も一般的ですが、カラオケや映画館でのミュージカル上映中のシンガロングイベント、さらにはオンラインでのバーチャルシンガロングなど、時代とともに新たな楽しみ方が生まれています。

シンガロングとコール・アンド・レスポンスの違いは?

シンガロングは、アーティスト観客が一緒になって歌うものを指します。一方で、コール・アンド・レスポンスは、アーティストと観客の掛け合いのようなもので、双方が交互に歌い合ったり、声を掛け合ったりします。

これら2つは異なるスタイルの楽しみ方ですが、アーティストと観客が一体になってライブの雰囲気を作り上げるということには変わりありません。

シンガロングの心理的効果

一体感と連帯感

シンガロングの最大の魅力は、参加者全員が一体となり、高揚感を共有できることです。音楽に合わせて一緒に歌うことで、言葉では表現できない感動や喜びが生まれます。この一体感はライブ会場やフェスなど、大勢の人が集まる場所で特に強く感じられます。

音楽を深く楽しむ手段

ただ聴くだけではなく、実際に歌うことで、歌詞やメロディーをより深く理解することができます。また、自分の声で歌うことで、音楽を体全体で感じる体験が可能です。さらに、シンガロングは感情の共有の場でもあり、参加者が歌うことで喜びや悲しみ、感動を共に分かち合えます。

ストレス解消の効果

シンガロングにはストレスを軽減する効果もあります。大声で歌うことで脳内にエンドルフィンが分泌され、幸福感や高揚感を得られるのです。また、リズムに合わせて体を動かすことは心身の緊張を和らげ、他の参加者との一体感が孤独感や不安感を解消する効果も期待できます。

シンガロングを楽しむためのポイント

ここではシンガロングを楽しむためのポイントを3つ紹介します。声を出すものなので、最初は抵抗があるかもしれないですが、いざやってみると、アーティスト、他の観客と一体感を覚え、新たな楽しさが発見できるかもしれません。

恥ずかしがらずに声を出す

シンガロングを楽しむためには、恥ずかしがらずに大きな声で歌うことが大切です。他の参加者も一緒に歌っていることを意識し、思い切って声を出すことで一体感を感じられます。

リズムに合わせて体を動かす

手拍子やダンスなど、音楽に合わせて体を動かすことで、さらに楽しさが倍増します。身体を動かすことで、音楽を全身で感じることができます。

仲間と一緒に楽しむ

シンガロングは、周りの人と一緒に楽しむことでその魅力がさらに高まります。友人や家族と一緒に歌うことで、共有体験として記憶に残りやすくなります。

シンガロングを行う際の注意点

ライブにおいて、アーティストや会場がシンガロングを推奨している場合、それは素晴らしい一体感を体験できるチャンスです。しかし、中にはシンガロングを禁止しているアーティストや会場も存在します。会場のルールやアーティストの意向を無視したシンガロングは、他の観客やアーティスト自身に不快感を与えてしまう可能性があります。せっかくのライブを台無しにしないためにも、シンガロングをする前にいくつかの注意点を確認しておきましょう。

ライブ会場ルールを確認する

ライブ会場の公式サイトや当日に配布されるパンフレットには、禁止事項や注意事項が記載されています。シンガロングに関する明確なルールがないか、事前に確認しておきましょう。特に、静かな曲やアコースティックセットの際には、会場側から「声出し禁止」のアナウンスがされる場合があります。ライブ開始前のアナウンスをよく聞き、ルールを把握することが重要です。

周囲の観客やアーティストへの配慮を忘れない

シンガロングは、周りの観客やアーティストへの配慮があってこそ楽しめます。大声で歌いすぎると、周囲の人がアーティストの歌声や演奏を聴きづらくなってしまいます。また、バラードや感情を込めて歌い上げている曲の最中に大きな声で歌うのは、アーティストの集中を妨げることにもなりかねません。場の空気を読み、周りの人とアーティストへのリスペクトを忘れずに、ライブを楽しみましょう。

シンガロングがよく起こる曲/アーティスト紹介

以下、ライブでシンガロングが起こることで有名な曲をいくつか紹介します。やはりシンガロングは実際にライブにいかないとその真の魅力を体感できないのではないかと思います。その空間が一体になり、全員でライブを作り上げる感覚を覚えます。以下のライブ映像を観て興味が沸いたら、ぜひライブハウスやフェスに足を運んでみてください。

Make A Wish - ELLEGARDEN

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まずは、ELLEGARDENのMake A Wishです。ライブでも終盤の方に演奏されることが多いこの曲ですが、その前に激しい曲で騒いだ後、このバラード調の曲をみんなで歌うのは非常に気持ちいいでしょう。一通り歌ったら、また曲調が加速するので、歌うのも体を動かすのも存分に楽しむことができます。

あなたに - MONGOL800

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言わずとしれた名曲です。カラオケでも幅広い世代に歌われている曲です。今の30〜40代の人達が学生時代によく聴いていた人が多いかもしれませんが、20代の人たちでも聴いたことある人が多いと思います。なぜかみんな歌詞を知っており、ライブでも演奏されたら会場全体で大合唱が始まります。「青春を思い出させてくれる曲」として世代を超えて指示されており、シンガロングにぴったりな曲です。

THANX - WANIMA

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「THANX」は、力強くも温かいメロディーと、別れと感謝についてのストレートな歌詞が特徴です。ライブでは自然と大合唱が起こり、会場全体が一体となって歌うことで、WANIMAとファンは感謝の気持ちを乗せ、最高のシンガロング曲となります。そのポジティブなエネルギーは、ライブのクライマックスを飾るのにふさわしい一曲です。

愛する人 - FOMARE

※シンガロングの様子が伝わりやすいようにフェスでのライブ映像となっています。

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FOMAREはシンガロングがよく起こるバンドですが、中でも「愛する人」はライブ、フェスにおいてお決まりのシンガロング曲となっています。単に歌うだけでなく、みんなこの曲の時は隣の人と肩を組んで、跳ねたりしながらシンガロングします。隣の人は全く知らない人かもしれませんが、この曲のときはみんな一体となりライブを作り上げます。このライブ映像でも、かなりシンガロングが響き渡っているのがわかると思います。

RIVER - 10-FEET

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これは10-FEET主催フェス「京都大作戦」でのRIVER演奏の映像です。RIVERの時は、みんな歌ったり、ダイブやモッシュを楽しんだりととにかく自由にライブを楽しみます。「第ゼロ感」で幅広い支持を獲得した10-FEETですが、ファンの中ではRIVERもお決まりの曲となっており、この時によりぐっと会場の熱が高まります。

シンガロングとインディーズ音楽の関係

インディーズ音楽でのシンガロングの魅力

インディーズ音楽では、アーティストと観客の距離が近く、シンガロングが特別な意味を持つことが多いです。観客が一緒に歌うことで、アーティストとの絆が深まり、ライブの一体感が増幅されます。また、インディーズアーティストはシンガロングを通じて、観客と直接的なコミュニケーションを図ることができます。

Northern19の「STAY YOUTH FOREVER」に見るシンガロングの力

例えば、日本のインディーズバンドNorthern19の楽曲「STAY YOUTH FOREVER」は、シンガロングの魅力を象徴しています。この曲はライブで観客全員が一斉に歌う場面が定番となっており、そのエネルギーと一体感は、参加者の記憶に強く刻まれる特別な瞬間を作り出します。

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dustboxの「Jupiter」とShankの「Good Night Darling」

同様に、dustboxの「Jupiter」やShankの「Good Night Darling」も、シンガロングを通じて強い印象を与える楽曲です。「Jupiter」ではその情感あふれるメロディーが観客を引き込み、「Good Night Darling」ではライブのクライマックスで観客全員が大合唱することで、一体感がピークに達します。これらの楽曲は、シンガロングを音楽体験の中核に据えた素晴らしい例と言えるでしょう。

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Spotifyの「シンガロング」機能

Spotify「シンガロング機能」の使い方を、Spotifyの画面に従って解説している
歌詞表示機能を表示→マイクのマークをタップ→音声マークでボーカル音声の強弱を調整する、の順番で操作する

Spotifyには「シンガロング」という機能があります。これはいわゆる「カラオケ機能」みたいなもので、ボーカルの音声を抑えることで、歌詞を見ながらカラオケのように歌うことができます。音楽再生バーの下部に「歌詞表示」があります。そこをタップすると、歌詞表示が大画面になり、そこにマイクのマークがあります。そのマークをタップすると、ボーカルの音声が抑えられ、カラオケを行うことができます。

また、ボーカルの音声の強弱も調整可能です。もう少しボーカルの音声が欲しい、あるいはもっとボーカルの音声を抑えたい場合は、「音声マーク」をタップして調整してみましょう。

Apple Music にもシンガロング機能はある?

Apple Musicの「カラオケ機能」(Spotifyの「シンガロング機能」と同様の機能)の使用方を解説している。歌詞表示機能を表示→マイクのマークをタップ→右サイドバーででボーカル音声の強弱を調整する、の順番で操作する

「シンガロング」という機能は実はSpotifyだけではありません。Apple Musicにも同様の機能である、「カラオケ機能」が存在します。使用方法も基本的に同様であり、歌詞表示機能のマイクのマークをタップすることで使用することができます。

また、ボーカルの音声の強弱もサイドバーで調整することができるので、ほぼSpotifyのシンガロング機能と変わらない機能をApple Musicで使用することができます。

まとめ:シンガロングがもたらす未来

シンガロングは、人々を音楽で繋ぎ、一体感や連帯感を提供する素晴らしい文化です。ライブ会場やフェスだけでなく、日常生活の中でもシンガロングを楽しむ場は広がり続けています。さらに、AIなどの技術革新によって、これまで以上に多様な形でシンガロングを体験できる未来が期待されています。

音楽とシンガロングの可能性は無限大です。この文化を通じて、人々の心がつながり、より豊かな社会が築かれることを願っています。

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